電話をかけてくるサイトの対処方法1

どんなサイトが電話をかけてくるの?

電話をかけてくるサイトは大別すると2種類に分けることができます。

一つは甘いエサで登録者を増やそうとしているものです。 これは即P加算や豪華懸賞など甘いエサで登録を誘い、 高額な商品を売りつけようとしたりします。 すぐにポイントがもらえる!と思って登録したら 電話をかけてくるサイトだったり、 おお!これは今話題のネットワークウォークマンがプレゼントされるのか! と思って懸賞に応募したりしたら、 電話をかけてくるサイトだったと言う場合です。

もう一つのタイプは資料請求をするとかけてくるものです。 これは資料を読んだ感想等を聞いてきたり、 その資料を読んで商品等を購入する意志があるかどうかを聞いてきたりします。 前者のような悪質さはないですが、 サイト(企業)によっては非常にしつこく電話をしてくるところもあります。

甘いエサで登録者を募るもの

先物取引系
先物取引とは、「ある商品」を、 「将来の一定の期日」に「今の時点で取り決めた価格」 で取引することを「約束する」契約をいいます。 素人がやるには非常に危険です。 これを勧める企業がお小遣いサイトに時々広告を出しています。 登録すると電話がかかってきて、契約を勧めてきます。 契約すると数十万・数百万単位の損害が出るかもしれませんので、 必ず断わってください。 ○○フューチャーズという社名が多かったりします。
当選商法系
当選商法系は主に2種類あります。
一つは宝石・ジュエリー関係の企業などに多い手法です。 どのような手法かと言うと、 「○○に当選したので取りに来てください」 などと言って安物のプレゼントが当たったことを電話で伝えてきます。 そしてそのプレゼントを取りに事務所に行くと、 プレゼントはもらえますが事務所内で長々と話をされ、 高額商品の契約を勧められます。 ○○トレードや○○トレーディング等の名前が多かったりします。 プレゼント商品や懸賞の商品に宝石やネックレス・指輪などのアクセサリー があったら要注意です。
もう一つは浄水器などのモニター当選です。 浄水器自体は無料でプレゼント(または貸し出し)されます。 しかしその浄水器に装着するカードリッジを定期的に交換しないといけないため、 カードリッジ代金を支払わないといけなくなります。 そのカードリッジ代は一般的な感覚からすればかなり高額だったりします。 このように定期的に交換しないといけないものがある機械等を 無料プレゼントや無料貸し出しするところは怪しいと思ってください。
懸賞→電話勧誘系
上記のものとも重複しますが、 このタイプは懸賞に応募したら勧誘の電話がかかってくるものです。 懸賞系のずるいところは、 わざとどこの会社がやっているのかわかりづらくしているところです。 たとえば同じ会社が懸賞広告を出したとしても、 3月は「ラッキー○○!」という名前で募集していたのに、 5月は「豪華!○○」などと名前を変えて広告を出したりするのです。 だから、初心者じゃない人でもついつい応募してしまい、 後になって「あ〜これネク○ーズ主催の懸賞だったのか」 と気付いたりすることが多いです。 こういうことを避けるためにも 懸賞系は必ず応募・登録する前に一番下までスクロールして、 一番下の提供元の会社名をチェックしてください。 登録ページの下のところにネク○ーズ(ネクサ○)やジェムケ○ などがあったら注意しましょう。 また、○○トレードやトレーディング等の名前があると要注意です。 こういう名前の会社で懸賞を出しているところは 宝石やジュエリーをあつかっている所がおおいです。 (要するにジェムケ○みたいなものです) 多くの場合会社名に会社のサイトがリンクされているので、 それをクリックしてみましょう。 宝石などをあつかっている企業だったらちょっと怪しいと思ってください。

資料請求をすると電話をかけてくるもの

資料請求系
資料請求をするものはもらえるポイントが高いのですが、 電話をかけてくるところも少なくありません。 多くは悪質なものではなくて、 「資料を見てどう思いましたか?」程度のものです。 電話に出ないで無視をしていればかかってこなくなるところもあれば、 出ないと毎日かけてくるところもあり、一概にはまとめることができません。 2〜3回無視をしてみて、何度もかかってくるようなら 出てから断わった方が賢明だと思います。
よくかかってくるものは 不動産系(ライオンズマンショ○・リクルー○系など)、 能力開発系(速聴速読・ナポレオンヒ○・幼児の知能を上げるものなど)、 セキュリティ関連業者(ココセコ○)、 留学斡旋業者等です。 もちろんこれらの業者が必ずかけてくるわけではありません。
逆にほぼ100%電話がかかってこない資料請求系は 専門学校等を集めたサイト(Veeschoolなど)や 各社各種の保険資料を一括請求するタイプのサイトなどです。 このようにたくさんの企業の資料を利用者が選んで請求するタイプは 基本的に電話勧誘等はありません。
結婚・恋愛関係
これも非常にポイントが高いのですが、 ポイント目的で登録するにはちょっと度胸がいると思います。 まず、運営母体の企業がまともなところなら電話攻撃ですみますが、 出会い系サイトをやっている会社が運営母体だと勝手に登録させられたりします。 出会い系サイト母体の結婚サイトは ヤクザまがいの脅しで料金支払いをせまる電話をかけてくるところもあるようです。 もちろん不当な請求なので支払う必要はありませんが、 トラブルを避けるためには手を出さないことが賢明だと思います。

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